レーシックとICLの違いについて勉強したことを書いていく

ICL

みなさんこんにちは。

先日ICL手術を行うことを決めた訳ですが、視力回復手術には「レーシック」と「ICL」があるのは多くの人がご存じかと思います。私もその一人で、レーシックは有名人とか割とやってる話も聞くし有名で価格も比較的抑えてできるらしい。角膜を削るからもとに戻せなくて光がまぶしく感じるようになるらしい。ICLは最近聞くようになった手法でレーシックと違い角膜を削らなくていいらしい。目の中にレンズ入れちゃうってすごいね(素人感)。そして費用が高いらしい。

このくらいの知識はありました。そして今回実際に受ける事を決めるに当たって自分なりにレーシックとICLについて勉強したのでその内容を書いていきたいと思います。

レーシックやICLに興味のある方はこれを見て参考にしてもらうと同時に自分でもいろいろ調べてみる事をおすすめします。それでは行きましょう。

ICL手術を受けることを決めたときの話はこちら↓

ICL手術を受けることを決意した理由5選

1.レーシックについて

レーシック(LASIK)とは正式名称を「Laser(assisted) in Situ Keratomileusis」といい、レーザーを角膜に照射して削るという意味です。正式名称を調べるだけで何をする手術なのかよく分かりました笑

具体的な手術方法①角膜の表面にフェムトセカンドレーザーというものを照射して「フラップ」と呼ばれる蓋のようなものをつくる。
②フラップをめくりその下の角膜実質にエキシマレーザーというレーザーを照射して光の屈折率を改善する。
③フラップを元に戻し自然に吸着させて終了
という流れになります。

利点
①手術時間が短く片目あたり10~15分ほどで終了する。
②回復が早く手術翌日から通常の生活を送れるようになる。
③費用がICLに比べ安価である

適している人
①角膜の厚さが十分にあり、角膜の形状が安定している人
②視力の度数が安定している人

リスク
①角膜の削る量が過剰または不足により視力が完全に矯正されない可能性がある。こうなった場合追加の手術が必要になる。

②視力が一時的に不安定になることがある。(特に夜間や低照度条件下)

③手術後に涙の分泌量が減少することによりドライアイの症状が現れることがある。通常は一時的だが長期にわたることもある。

④夜間や暗い場所で光がにじんで見えるハロや強い光源の周りにまぶしさを感じるグレアが発生することがある。

⑤感染症や炎症等が起こる可能性がある。通常適切な治療で落ち着くが視力に影響を与える場合もある。

⑥角膜の強度が低下しエクタジア(角膜が突出した状態)になることがある(極めて稀だが起こると追加の治療が必要になる)

⑦5~10年ほどで一定の割合で近視の戻りが発生する。

2.ICLについて

ICLは(Implantable Contact Lens)といい、目の虹彩(瞳に入る光量を調節する部分)と水晶体(入ってきた光を屈折させてピントを調節する部分)の間にレンズを挿入・固定し視力を矯正する手術となります。

具体的な手術方法
①点眼薬で瞳孔を拡大させ、角膜の縁を3mm程度切開する
②切開した部分からレンズを挿入する
③レンズを虹彩と水晶体の間に固定する。
④瞳孔を収縮させて終了
という流れになります。

利点
①角膜を削る必要がないため角膜が薄い人やドライアイのリスクがある人、度数の強い近視や乱視の人にも適応が可能
②レンズを取り外す事で元に戻すことが可能
③レンズを交換することで将来的な視力の変化にも対応可能
④基本的に近視の戻りが起こらない。

適している人
①18歳以上で視力が安定している人
②角膜が薄く角膜の形状がレーシックに適していない人でもICLなら手術可能

リスク
①感染症を起こす危険性がある。

②手術が複雑であるため医師の技量に左右される可能性がある。

③レンズが適切な位置に固定されずずれるおそれがある。その場合は再手術が必要

④手術後に眼内圧が上昇することがある。高眼圧は緑内障を引き起こす可能性があるため継続的な眼圧のモニタリングが必要である。

⑤レンズが水晶体に近接しているため、手術によって水晶体が損傷を受けると白内障のリスクが増加するおそれがある。

⑥手術後に虹彩が損傷を受け視力や光に対する過敏症を引き起こす可能性がある。

⑦手術後にハロやグレアが発生する可能性がある(通常は徐々に治まっていく)

3.まとめ

レーシックとICLそれぞれの方法についてまとめてきましたが、私の理解を表にまとめると以下のようになります。

レーシックICL
元に戻せない戻せる
費用安い高い
視力の戻りある無い
炎症等のリスクあるある
手術の適正角膜の厚さ、視力が安定しているか視力が安定しているか
術後の回復翌日翌日
医師による差あまりない多少ある

私は手術後に目を元に戻せることと視力の戻りが起きないという点でICLを選びました。費用が高いことは今回飲み込みます・・・笑

どちらも手術ですから一定のリスクがあることは覚悟して臨まなければなりません。とはいえ視力を回復させるはずが逆に低下してしまったりしたら最悪ですよね・・・。これらのメリットデメリットを踏まえて経験豊富な眼科さんにお願いしたいです。

それでは。

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