こんにちは。Souです。
今回は林業に向いている人ってどんな人なのかについて私の個人的な意見を書いていこうと思います。
前提として今回出てきた内容と合わないからといってその人が山仕事に向いていないからやめとけとかそういうことではありません。あくまで私が経験してみて、
「こういう考え方とか性質がある人って山仕事に合ってるよなぁ」
と思った事を挙げていきたいと思います。それではいきましょう!
1.行動する前に一旦考える人
まず一つ目は意外かと思われるかもしれませんが「行動する前に一旦考える人」です。
常に危険が付きまとう林業という仕事では、まず怪我をしない事が大切です。
大事な身体を守るために、1つ1つのアクションに対して「これをしたらこうなる」という想像力がとても大切になってきます。これを考えずに
「まぁとりあえずテキトーにやってみっか!」
と行動してしまう人はめちゃくちゃ危険です。経験の浅い人は慎重なくらいでちょうどいいです。そして「最悪こうなったらこう逃げる」までイメージできると最高です。
2.身体を動かすのが苦でない人
動き回る仕事なので当然といえば当然ですが、ポイントなのは「苦ではない人」なので決して得意である必要はありません。アクロバティックな動きや激しい動きは要求されないので運動が極端に苦手でない限り問題ありません。
やっているうちに自然と体力がついて体の使い方も覚えていくので気合いがあれば現状苦手な人でも大丈夫です(唐突な精神論)
3.空間認識能力が高い人
個人的に山仕事でこれはかなり重要だと思っています。まず山の中は起伏が多く視界もどこ行っても同じような感じなので慣れないうちは図面があっても迷います。(私は迷いました)
まず自分の立ち位置がどこなのかから始まり、木がどの方向に傾いているのか、このしなり方はどんな力が加わっているのか、伐倒時に木はどこに倒れるのか、先端はどこまで届くのか、重機に乗って木材を掴む時も木の状態やアームの状態を把握するのにも必要です。
もう空間認識能力使いっぱなしです笑
経験によって鍛えられるので最初からなくてはだめというものではありませんが、この能力が高い人はいろいろな作業でコツを掴むのが早いんだろうなと思います。
4.几帳面で丁寧な人
やはり几帳面で丁寧な仕事をする人は素晴らしいです。
私は山仕事に着く前は荒々しくて豪快で、悪く言えばガサツな感じの仕事だと思っていました。ですが飛び込んでみたら全然違っていて、雑な仕事をする人は(自分も含め)現場が汚くて危ないし機械もすぐ壊れてしまいそうな使い方をしています。ガンガン動いているので一見早そうですが実際終わるのはそんなに早くなかったり・・・。
良い仕事をする人は1つ1つの作業が丁寧で道具のメンテナンスもきっちりして大切に扱っていました。そういう人達は決して動きが速いわけではなく、1つ1つの作業をきっちり一回でキメることで手戻りを少なくしているので結果仕事が早いのだと学びました。そういう人に私もなりたい…
5.コミュニケーション能力の高い人
山仕事は基本的に班で仕事をしています。班編成の仕方は会社によって違いますが、一度同じ班になった人とは基本数年以上一緒にやっていくと思った方が良いです。そんな人達とうまくコミュニケーションが取れないと仕事も楽しくないですし、仕事の大事な部分を教えてもらえなかったり、仕事の連携もうまくいかないのでいろんな場面で危なかったりとデメリットしかありません。
私の経験では班の中で1人嫌われていたり、仲が悪かったりというのを見てしまったことがあります…。そういう人は良いコミュニケーションを取っている人に似比べて周りから気にかけてもらえないので万が一怪我などで動けなくなってしまった場合に発見が遅れてしまったりする可能性が高いのではないでしょうか。
常に顔色を伺う必要はありませんが、最低限うまく人と付き合っていく、相手の気持ちを考えられるコミュニケーション能力は必要だなと感じました。
まとめ
林業に向いてる人の特徴5選いかがでしたか。林業に関係なく求められる人材っぽい感じになってしまいました笑
最初にも書きましたがこれに当てはまってるから良いとか当てはまってないから悪いとかそういうことではないので「ふーん」くらいに見てもらえればいいなと思います。
いろいろ書きましたがなんやかんや私が1番大切だと思うのは
「やる気があって素直な事」
だと思ってます。それさえあればうまくいくと信じてます。
それでは今回は以上です。ありがとうございました。
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